祝 仙台稲門会野球同好会25周年
  

 仙台稲門会野球同好会の創立25周年を心からお祝い申し上げます。
25周年というと四分の一世紀。まさに21世紀まで続く貴野球同好会の魅力とは一体何なのでしょうか。 早稲田の絆、リーダーたる石川 総監督の人間的魅力、家族ぐるみの付き合いのチームワークのよさ、単に野球好きな同好の士の集まりではないと考えます。

♪あれ見よかしこの 時はのぼりは
 心のふるさと 我らが母校
 集まり散じて 人は変れど
 仰ぐは同じき 理想の光
 いざ声そろえて 空も轟ろに
 我らが母校の 名をば讃えん

 お互い早稲田を集まり散じて後、仙台稲門会野球同好会と秋田稲門会野球部が交流試合を始めたのが12年前。これは仙台チームからの申し込みでした。仲介は前総長の西原春夫先生だと聞いております。これは面白い喜んでと即答しました。以来、仙台、秋田と交互に交流試合が行われ、二年前の仙台市での十周年には山形チームも参加して、祝賀会が開催され、あの美酒は忘れられません。
 早稲田大学という世界一素晴らしい母校を共にする絆が十年を過ぎ、野球好きな仙台・秋田のOBへ友情をも育んできました。
 今年の交流試合は秋田県矢島町で開催されます。石川総監督の度胸と奥島孝康総長のご厚情で、総長杯が設けられ、新たな目標を目指して汗を流したいと思います。
 奥島総長がいっておられます。
 「志は高く、頭は低く」「他人の為に涙を流す」これが早稲田魂でしょう。

 大隈五訓があります。

一 何事も楽観的に見よ
一 怒るな
一 奢るな
一 愚痴をこぼすな
一 世の中のために働け

 25年は新たな始まり。早稲田魂を発揮し、大隈五訓を心にし、これからも交流試合をつうじて友誼をお願いしたくよろしくお願いいたします。(秋田稲門会幹事長 秋田稲門会野球部 前監督 佐々木三知夫)